支え : ダンナ様は安月給 Powered by ライブドアブログ

ある朝の出来事・・・

うちのダンナは「知らんぷり」が得意。

正確に言うと「見えてない」んだと思うけど・・・

どれだけ出した物をそのまま置きっぱなしにしようと

脱いだ服や靴下を散らかしたままにしようと

落としたペンも鏡もお菓子のカスも

そのまま、そのまま。

ダンナが使用している側の押入れの中は服が山のように積み重なり

グッチャグチャ。

洗濯して畳んで入れても、一度着てみて気分的にシックリこないと脱いで

グチャグチャ～ポイ！ゴソゴソ　グチャグチャ～ポイ！

一番引いたのは、そのグチャグチャ服の中に

うまい棒の食べたゴミが紛れていた時。気が狂いそうだった。

黙って片付けたところでキレイな状態は1週間持たない。

もちろん感謝の言葉なんてない。期待もしていない。

私も片付けが得意な方ではないけど、ある程度片付けておかないと

メメに示しがつかないので意識的に努力しているつもりなのに

横で次から次に好き勝手されるとイライラしちゃう。

家事も育児も全部私。

自分の事さえロクに出来ないダンナに

「私は家政婦じゃない！！！！」

とキレてしまう。

そして今日も同じように、久々めっちゃキレた。

朝から怒りたくない。

メメの前でケンカなんてしたくない。

でもあまりにも酷い態度に気持ちが抑えられなくなった。

怒りと自己嫌悪で落ち込んでいるとメメがやってきて

パパ批判

ママ擁護

しかも、ちゃんと理由付き

「ママかわいいよ。いつもごはんつくって、えらいね」

「ママだいすき。なかんでいいとよ？ね？」

色んな慰めの言葉をかけてギュッと抱きしめてくれました。

子供は3歳までに一生分の親孝行をする

と言う言葉が頭を過ぎりました。

まだ4才になったばかりで、まだまだ子供で、親が導かないと簡単に死んでしまう

弱くてかけがえのない存在。

でも、確実に

自分の意思を持って行動して発言して成長しているんだ。

個人　になっていってるんだ　と強く感じました。

その後、何事もなかったかのように二人で出発していきましたが

ダンナにキレた事よりも

私のお腹の中から生まれた命が一人の人間として成長しているという

「当たり前だけど不思議」　と言う気持ちで心の中がいっぱい。。。

嬉しいような、寂しいような・・・？(^_^;)

この気持ちを忘れずに居たら、将来メメに

「うるせー！クソババァ！」

って言われても笑っていられるかな？・・・なんて。